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【お小遣いの渡し方】小銭派?お札派?

我が家では、お手伝いをしたらポイントが貯まりそのポイントに応じて毎月お小遣いがもらえるという“ポイント制”を導入しています。ポイントが貯まると、一定のレートでお小遣いに交換できる仕組みです。だいたい毎月のお小遣いが1000円前後になるようなレートにしてます。

ちょっとしたゲーム感覚でできるので子どもたちにも好評です。自分で貯めたポイントを数えながら、「今月はこれだけもらえる!」とちょっとしたワクワクがあります。

でも最近、ポイントを現金に換えるときに、兄妹でまったく逆の希望を言うことに気づきました。

「小銭で欲しい!」

「お札でちょうだい!」

金額じゃなく「どう渡すか」でも、それぞれの金銭感覚やマネーリテラシーの育ち方に関わるなと感じました。ということで、小銭で渡すかお札で渡すかのメリットとデメリットを考えてみました。

目次

弟は小銭派:予算管理しやすく、重さが嬉しい

弟は、100円玉や10円玉でジャラジャラもらうのが好きです。

たとえば100円玉を10枚あげると、そのうち5枚は貯金箱に入れて、5枚はお財布に入れて、というように分けたいのだそうです。立派に予算管理をしているようで、びっくり!

あと財布や貯金箱が重くなるのを実感できるのも、お金が増えた感覚がして良いとのこと。

小銭でもらうメリット

  • 分けて使いやすい
  • 予算管理の練習になる
  • ”重さ”で増えてく感覚が感じられる
  • 数字と金額が結びつく(10円玉10枚で100円、100円玉10枚で1000円など)

小銭のデメリット

  • かさばる
  • 高額になると数えにくい
  • (親目線)あげるために小銭を用意しておかないといけない

姉は「お札派」:目標のために貯めたいから

一方、姉は「お札でまとめてちょうだい」と言います。

理由を聞くと、

「お札だと使いたくなくなるし、崩したくないから」

実際、姉には明確な目標があります――

「Switchの新しいソフトを買いたい!」

そのため、もらったお金はすべて貯金。他の用途に使うつもりがないので、小銭よりお札が便利なようです。

お札でもらうメリット

  • 貯金しやすい
  • 高額の目標に向けて”貯める”意識が育つ
  • 無駄遣いを抑える心理が働く

小銭のデメリット

  • 少額の買い物に使いにくい(一度崩すと使ってしまいやすい)
  • 細かく分けて管理しにくい

年齢・性格・目標で最適なスタイルは変わる

弟と姉を見ていて思ったのは、「どっちが正解」というよりも、その子の年齢やスタイルに合わせて選べばOKということ。

小銭派(弟)お札派(姉)
向いている子小さい子、計画の練習をしたい子高学年、目標貯金がある子
学べること数字の感覚、予算配分貯金の継続、衝動買いの抑制
特徴分けやすく、視覚的に学べる大切に扱いやすく、目的意識が育つ

お小遣いの「渡し方」も学びになる

お小遣いをあげる時、つい金額ばかりに注目しがちですが、「どんな形でもらうか」も立派なマネーリテラシーの学びになります。

  • 小銭:分ける・計画する・増える感覚
  • お札:貯める・我慢する・使い道を考える

貯めたい子もいれば、使いながら学びたい子もいる。どんな形であっても、“自分らしいお金とのつきあい方”が育てば、まずはそれで十分かもしれません。

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この記事を書いた人

博士号を持つ元理系研究者で、現在は会社員。研究者時代にC++などのプログラミングを少しかじっていたこともあり、娘と一緒にプログラミングを学ぶことにしました。また、マネーリテラシーを高めるために、お金や株、投資について日々勉強中。学校では教えてもらえない大切なことがたくさんあると気がつき、「生き抜くスキル」を娘と一緒に身につけていきたいと思っています。

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