最近、ChatGPTを使ったプログラミングが話題ですが、実際どれくらい簡単なのか? 娘と一緒に試してみることにしました。正直、今更ながらびっくりしました。こんなに簡単にアプリが作れるとは!
実は、長期的な目標として「いつかiPhoneアプリを作りたい」と思っていました。しかし、いざやってみると「作るだけならこんなに簡単だったのか!」と驚きました。
特に時間を意識していたわけではなかったのですが、気づけば 30分ほどで動くものが完成していました。
目標:iPhoneクイズアプリを作る!
今回の目標は、「iPhoneクイズアプリを開発する」こと。私は普段プログラミングをしていませんし、娘も超初心者。でも、ChatGPTを活用すればなんとかなるのでは?と挑戦してみました。
開発環境
- MacBook (M1,2020)
- Xcode(Appleの公式開発ツール)
- ChatGPT(開発の補助)
- Apple Developer登録は未済(シミュレーターで動作確認)
ChatGPTに指示を出してみる
まずはChatGPTに「初心者でも作れる簡単なiPhoneクイズアプリのコードを書いて」と頼んでみました。すると、シンプルなクイズアプリのコードをSwiftで生成してくれました。
import SwiftUI
struct Question {
let text: String
let answer: Bool
}
struct ContentView: View {
@State private var currentQuestionIndex = 0
@State private var score = 0
let questions = [
Question(text: "SwiftはAppleが開発したプログラミング言語である。", answer: true),
Question(text: "地球は太陽の周りを回っていない。", answer: false),
Question(text: "水は100℃で凍る。", answer: false)
]
var body: some View {
VStack {
Text(questions[currentQuestionIndex].text)
.font(.title)
.padding()
HStack {
Button("◯") {
checkAnswer(true)
}
.padding()
Button("✕") {
checkAnswer(false)
}
.padding()
}
Text("スコア: \(score)")
.padding()
}
}
func checkAnswer(_ userAnswer: Bool) {
if userAnswer == questions[currentQuestionIndex].answer {
score += 1
}
if currentQuestionIndex < questions.count - 1 {
currentQuestionIndex += 1
} else {
currentQuestionIndex = 0
score = 0
}
}
}
見たところ「クイズっぽいものが書かれてるな」とはわかるのですが、コードだけ見てもちゃんと動くのかどうか分かりませんので、これをXcodeにコピーして実行してみます!
Xcodeでプロジェクト作成手順
普通ならまずはXcodeでプロジェクトを作成するところから始めるのですが、私たちはChatGPTのおかげでコードはすでにある状態でした。
- Xcodeを開いて、「Create New Project…」をクリック
- 「Choose a template for your new Project」でiOS->Appを選んでNext
- Choose options for you projectでは
- Product Name : QuizApp
- Team: なし(Apple Developper未登録のため)
- Organization Identifier: [任意で良いようなのですが、com.XXXX (Xには名前)のようするのが良いようです
- Bundle Identifier: 自動でcom.XXXX.QuizAppのようになります
- Interface: SwiftUI
- Language: Swift
- Testing System: Swift Testing with XCtest UI tests
- Storege: None
- その後Nextを押して、保存先を選択して「Create]でプロジェクトが作成されます。

コードをコピー
プロジェクトができるとContentView.swiftの編集画面にいるので、ここにChatGPTで作ったコードをコピーします。

実行
Xcodeの画面の左上の▶️ボタンを押します。すると、何の問題もなくシミュレーターでアプリが起動して、クイズアプリができていることが確認できました!

初めてだったので調べながらやりましたが、それでもここまで30分もかかりませんでした!コードを書くことのハードルがここまで下がっているとは驚きです。
まとめ
ChatGPTを使えば、プログラミング初心者でも30分で簡単なiPhoneクイズアプリを作れることがわかりました。もちろん、複雑なアプリを作るにはもっと学ぶことが必要ですが、「プログラミングって面白い!」と感じるには十分な体験になりました。
これも娘にとっては勉強の一環!今後もChatGPTを活用しながら、楽しく学んでいきたいと思います!
