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校外学習の付き添い−良かれと思ったけど

娘がまだ不登校になり初めの頃、有給休暇をとって娘の小学校の校外学習に娘の付き添いで行きました。

目次

付き添いで工場見学へ

行き先は学校から1時間ほどの距離にある工場見学。クラスのみんなはバスで移動する中、我が家は車でその後をついて行く形になりました。娘一人でこうした学校行事に参加するのはかなりハードルが高いものの、当時は少しでもみんなと同じ体験ができた方が娘のためになると思ったため、担任の先生とも相談して思い切って連れて行くことにしました。

工場見学では、先生方のご厚意もあり、私も一緒に見学させてもらいました。娘は、普段なかなか接することのないクラスメイトたちに混ざりながら、説明を聞いたり、展示を見たり。周りの子どもたちからは、「なんでパパいるの?」と何度か聞かれました。そのたびに「付き添いで」と軽く答えましたが、低学年の子どもたちは特に気にした様子もなく、すぐに別の話題に移っていきます。お昼ご飯の時間は、少し離れた場所でレジャーシートを広げて二人で食べました。最後には娘がクラスの集合写真に入れたのは良かったです。記念に残る一枚になりました。

嫌な思い出だったな

あれから約2年後、ふとその日の話題になたとき娘は「あれは嫌な思い出だったな」とポツリ。こちらとしては、「頑張って行けて良かった」、「少しでも学校行事を楽しめて良かった」という思い出だったのですが、娘にとってはそうではなかったようです。

良かれと思って連れ添ったけど、振り返るとそれが本当に正解だったのか、何が子供のためになるのか、わからなくなります。こうして振り返ることで、次にどうするかを考える。それが親としての学びなのかもしれません。

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この記事を書いた人

博士号を持つ元理系研究者で、現在は会社員。研究者時代にC++などのプログラミングを少しかじっていたこともあり、娘と一緒にプログラミングを学ぶことにしました。また、マネーリテラシーを高めるために、お金や株、投資について日々勉強中。学校では教えてもらえない大切なことがたくさんあると気がつき、「生き抜くスキル」を娘と一緒に身につけていきたいと思っています。

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